先日、オフィス家具・商環境の店舗用什器では国内シェアトップの株式会社岡村製作所 労働組合主催のWoman Forum 2017で「女性が長くいきいきと働ける会社にするために」というテーマで、弊社代表の猪熊が講演とワークショップの講師をさせて頂きました。
女性が活躍する企業になるためには、 女性たちの「意識」×「実力」×「環境」が３本柱で向上していかなければいけないといつもお話しているのですが、今回はこの３つの点から、
具体的にどんなことが今起こっているのか、 なぜ課題に直面しているのか、
それをどう解決していけば良いのか、というお話をさせて頂きました。 「組織風土を変える」というのは、なかなか一筋縄ではいかないものですが、 組織の中で女性活躍を進めていく時には、 ＜知る＞＜伝える＞＜変えていく＞という３つのステップが必要だと考えています。 この＜知る＞という部分においては、 ・女性のライフコースがどう多様化しているのか ・キャリアとライフプランを描きづらい悩みや不安がなぜ起こるのか ・男女の性差の理解（心理学的・生物学的・社会学的に）と、コミュニケーションのポイント ・個々の特性を活かしながらイノベーションを生む組織をどう作っていくか ・新しいリーダーシップの形（リーダーとマネージメントの違い、サーバントリーダーシップなど） など、多様な観点からインプットのお話をさせて頂きます。 どうしてもインプットが多くなってしまうのですが、これは企業において、「なぜ今、女性活躍なのか。うちの会社が女性活躍推進をする目的とは？」という問いを考える上で、とても大切なプロセスだと考えています。
ワークショップの中では、個々の皆さんのキャリアの転換期や成長したポイントについて振り返りの2人組ワークを行ったり、グループで「自社で女性が長く活き活きと活躍するための課題とアイデア」などを考えて頂く、アイデアワークショップを実施しました。 人と働く環境の関係を考え、新しい働き方や働く環境を提案しているオカムラさんだからこその、新しいアイデア、組織の在り方、女性が活き活きと活躍できる未来に、少しでもお役に立っていれば光栄です。
素敵な機会をありがとうございました。