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「赤ちゃんを抱っこしながら働ける会社」を目指して。

fiertejapan

今発売中の光文社VERY 5月号で、母里比呂子ちゃんと一緒に「あなたの憧れの人連れてきてください!」の企画で取り上げて頂きました(^_^) OMOYA Inc.では昨年まで、生後6ヶ月〜1歳半までの子どもと一緒に「赤ちゃんと一緒に働く」という取り組みを実施していました。 この取り組みは、比呂子ちゃんと娘のひろなとの出逢いがあったからこそ始まったもの。 小さい子どものいる、母親である女性たちが働きやすい環境作りが求められている中、 子どもを預けて働く働き方だけでなく、 企業の中で「赤ちゃんと一緒に働く」労働環境や選択肢を実現していくために始めた新しい取り組みです。 「赤ちゃんを抱っこしながら働ける会社」をテーマに、 まずは自社から赤ちゃんと一緒に働く環境にトライし、ベストプラクティスを創っていくことで、 自社だけではなく、赤ちゃんと一緒に働ける企業を増やし、社会の仕組みとして装着していく取り組みを始めていました。 具体的な取り組みとしては、ママスタッフのリアルな環境での労働時間は週2回と設定し、 サテライトワークの業務を切り出すことによって拘束時間を削減し、子どもと過ごす時間と働く時間のバランスを生み出していくことに挑戦。 社内MTGでは、私もスタッフもインターンも皆が代わる代わるに抱っこしたり、遊んだりしながら、赤ちゃんがオフィスにいる自然な環境で仕事を進めていく。

結果的には1年間の弊社での取り組みを経て、ママである比呂子ちゃんは自分の会社を起業。 子どもを産んだ後の女性が、社会参画していく時に大切なことは、 「誰かや社会の役に立てる」という自分の“自信”を取り戻していくことなのだと、感じました。 小さな子どもを抱えている子育て中の女性の多くは、子どもを預けて働くか、仕事を完全に休む、もしくは専業主婦になる選択肢しかない状況にあり、子育てを重視しながらも、バランスよく働ける労働環境が少ないことに課題を感じている女性が多くいます。 この取り組みによって、社会進出できる子育て中の女性の数を増やすことや、 副次的に子どもがいない世代のインターンやスタッフたちがリアルな育児を体感でき、 子育てと仕事の両立が当たり前となっていく次世代の人たちにも新たな気づきを与えていくのを感じました。 さらに子どもは多様な大人に触れることで、社会性の高い子どもに育つと考えています。

赤ちゃんと一緒に働くということは、打ち合わせ中にも子どもの意志や呼びかけが入って来たり、打ち合わせを効率的に進めたいと思っていると、非効率的に感じられる場面も多くあります。 なので、経営者が経済合理性だけでなく、子どもの成長や社員の成長に価値を見出せるか、ということが大事になってきます。 何のために、誰のためにこの事業をやっているのか。 事業の成果というのは経済性だけでなく、創造性や社会性など様々な側面を持ちます。 事業に関わってくれる社員の成長はもちろんのこと、 その社員の幸福はどこにあるのか、社員の家族の幸福を考えること。 会社はいろんな顔があっていい。 その中で、会社に関わる人が“血の繋がらない家族”みたいな会社があってもいいと思うのです。 OMOYA Inc.の風土は“みんながみんなを育てる”。 生産性、効率性重視よりも、個々の成長と個々の幸福の総量が増えるような新しい働き方への取り組みをしていく企業を増やしていきたいと思っています。

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