大学で心理学を学んでいた頃から、「女性の自信形成」について研究してきて約10年。 女子未来大学や講演、イベントなどで高校生から70代の女性まで、 たくさんの女性たちに出逢う中、ずっと大切にしていることがあります。 女性たちに自信を持ってもらうために、 まず、「相手を信じる」ことから始めるということ。 “自信”にもいろんな種類があります。 過去の成功体験から来る自信や、自尊心に近い感情。 でも、これからの女性たちに必要な”自信”というのは、 「Self-efficacy(自己効力感)」と言われる自信だと思っています。 この「Self-efficacy(自己効力感)」というのは、 やったことのないことやまだない未来に対して、「まあ、なんとかできるだろう」「自分ならできる」と思える心の状態のことです。 過去の成功体験から来る自信とはちょっと違って、“未来”に対する自信のこと。 <自分は誰かの役に立てる>と思えること、 <社会を変えられる存在>だと思えること、 <理想の人生を手に入れられる自分>だと思えること、 そのためにはこの未来の自信、「Self-efficacy(自己効力感)」がとても大切だと言われています。 女性たちから「どうやったら自信を持てますか?」と質問を受けることがよくあるのですが、 私がたくさんの女性たちと出逢う中で感じるのは、 人は<他者からの信頼があって初めて自信を持てる>もの。 自分一人の力で自信を持っていくことは難しく、 必ず他者との関わりの中で、育てられていく部分が大きいと思っています。 だからこそ、たとえ初対面の場であっても、 その人の想いを聞いて、情熱に触れた時、 『あなたを信じている』『あなたなら必ずできる』という言葉を、 私は女性たちに必要な場面できちんと伝えるようにしています。 そして、最後に「いつでも応援しています。」と声をかけるようにしています。 そんなお話も含めて、先月インテリジェンスさんで講演させて頂いた、 Woman’s Career Meeting「第7回 思いをカタチにした女性たち」のレポートが掲載されました。
お時間がある時にぜひ、読んで頂ければ幸いです(^_^) Woman’s Career Meetingレポート「第7回 思いをカタチにした女性たち」 記事はこちらから⇒http://doda.jp/woman/seminar/report/013.html