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「子育てしながら働きやすい世の中を、共に創る」iction! FORUM 2016


「子育てしながら働きやすい世の中を、共に創る」をコンセプトに掲げているリクルートのiction!のフォーラム、"iction! FORUM 2016”にお邪魔させて頂きました!

この「子育て」×「働く」というテーマ。

実は女性だけのための課題ではなく、 男女問わず、子どもを持つ持たないを問わず、 すべての人が「子育てしながら働きやすい世の中を創ること」に関わっていける、 というのが一つの大切なポイントのように思います。

なので、このiction!コンセプトワードの中には“女性が”とか“ママが”とか入っていないんですよね。

子どもは社会の宝でもあり、未来を創っていく存在。

日本では昔から、”「母親」が子育ての大半を担って当然(担うべき)”という風潮がありますが、 女性の社会的な進出や活躍が進むことが求められているこれからの時代。

女性のためだけでなく、子どもにとっても、 一人の人間の成長に、どれくらい多様な大人たちが多様な役割で関わっていくかという、 時代の大きなパラダイムシフトを迎えているように思います。

フォーラム全体を通してとても面白く、勉強になる気づきが凝縮されていたので、 またいくつかのテーマに分けてブログ記事にしていければと思うのですが、

今回はメインの課題「子育てをしながら働ける人を増やしていくための課題」について、 フォーラムでお話されたことを踏まえて少しお伝えしたいと思います。

現在、子育てをしながら働ける人を増やしていく上では、

大きく3つの課題があると言われています。

【子育てしながら働ける人を増やしていく上での3つの課題】(リクルートワークス研究所調査より)

課題①:妊娠・出産を機に辞める人が6割 ここには、「しばらくは育児に関わりたかった」「体調などが不安定で働けなかった」など、自らの意志を持って、もしくはどうしても辞めざるを得なかった理由があった方ももちろん含まれているのですが、 一方で、「今の職場が子育てをしながら働ける環境ではない。働ける仕事ではない」「育休産休取得条件を満たしていなかった」など、 就労環境を企業側が変えていくことで、本来離職する必要がなかったかもしれない人達も多く含まれています。

また、離職した方のうちの4割は仕事を辞めたことを後悔している、というデータも。

課題②:育児と仕事の両立をストレスに感じる人が8割 限られた1日という時間の中で、「育児」と「仕事」の両立をしていこうと思うと、 "日々のストレス”と"ライフイベントのストレス"の両方がかかってくることがあります。 例えば”夫の「家事手伝おうか?」にイラッとする妻たちの本音3つ”みたいなコラムも非常に話題になりましたが、 本当は子育てを「手伝って」欲しいのではなく、双方が当事者意識を持って「シェア」したいという機運はより高まっていくように思います。

この「手伝う」と、「シェアする」

一見似ているようで、大きなスタンスや価値観の違いがあり、そのすれ違いが日々のストレスに繋がっていってしまう。

育児と仕事の両立においては、夫婦で子どもを育てている家族にとっては夫婦のコミュニケーションも重要なポイント。

家族や地域のみんなでどう楽しみながら子育てを「シェア」していくのか、ここにはまだまだ新しいアイデアが必要です。

課題③もう一度働きたいと思っても働ける仕事がない 子育て中の女性たちが“働く意欲があるのか”ということもよく問われますが、 実は「もう一度働きたい」と思っても、実際に“働く”というところに辿りつくまでにはいくつかの壁があります。 一つ目は、意欲があってもなかなか実際に「仕事を探す」というアクションを起こせないこと。

「何か収入のある仕事をしたい」と思っている女性は、実は約6割もいるのに、実際に仕事を探している人は15%。

その理由を探ってみると、家事・育児が多忙だったり、働き始めた後の保育の手だてが無かったり、、そうしてもう一つ大きな壁になるのが、「就業できない」ということ。

企業側から断られたり、就業条件(例えば家から近い、勤務時間が3〜5時間で働きたいなど)が合わずに就業できないことも多くあるようです。

上記3つのどの課題にも共通して、個人の事情だけでなく、

企業側としても社会の仕組みとしても、変革と改善の必要性がまだまだ山積み

こういった課題に対して、必要な解決策がなかなか見つからず、

「今なくてすでに困っている」「早くなんとかして欲しい」という思いを持つのも当然です。

一方で、一人ひとりの方たちが、今すぐにこの課題を少しでも解消していくためにできることがあります。

①自分一人で頑張り過ぎないこと 日本では、子育ては親、特に母親が多くを担うものという意識が根強く残っています。

例えば子育ての中で、母親がそのほぼ8割を担い、祖父母が1割、父親が1割という役割比重で毎日奮闘されている女性も多いのではないでしょうか?

本当はもっと色んな人に家事や育児も頼って良いはず。

一人の子どもに多様な大人が関わっていくことは、子どもにとっても良いはずです。

「私が頑張れば…」という思いを抱えている方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、

自分一人が頑張り過ぎないことが、逆に家族にとって、子どもにとって、周りの人にとって、そして自分自身にとっても、結果的に無理なく良い環境で過ごしていくことに繋がっていくこともあります。

②自分たちがどう社会参画していくか、ということを考えて「働く時に準備をしておくこと」。

子育てをしながら働いていると、時々思いも寄らない予期せぬことも起こります。

「子どもが急に熱を出した」「怪我をしてしまった…」でも大切な仕事が重なってしまっている…、そういうことも起きるかもしれません。

予期せぬことは起きる前提でも、それに対してどう準備をしておくかで、周りの人からの信頼が変わってきます。

何かの時には子どもを預けられるような手立てを考えているか、

何かがある時には職場の人に仕事をお願いできる準備などを日頃からしているか。

社会参画をしていくということは、社会の中での責任と家族としての責任の両方を担うということ。

どうしようもないこともあるかもしれませんが、事前に準備をしておけることに関しては、準備をしておくという考え方も大切かもしれません。


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